2024/01/01発行 第95号

    このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
    吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
    毎月1回、発行予定です。
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    ~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
    2024/01/01 発行 第95号 

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    ■ 【目次】
    ■ 1.ご挨拶
    ■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#11『催眠クリニック』
    ■ 3.催眠関連書籍紹介
    ■ 4.吉田かずお先生トリビア
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    1.ご挨拶

    新年あけましておめでとうございます。
    本メールマガジンをご講読くださり、
    心から御礼申し上げます。
    ヒプノテクスS&L 代表、そして、
    吉田ヒプノロジー研究所 主幹の石川真です。

    あなたにとって昨年一年はどのような年でしたか。
    そして、今年はどのようにしたいとお考えですか。

    「一年の計は元旦にあり」
    とよくいわれます。
    実はこれは1年の話だけではなく、
    「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」
    という訓えで、
    1日であろうと1年であろうと、
    何事もまず初めに計画を立てることが
    大事であるという訓えであるようです。

    以前、当メールマガジン記事で紹介した
    OODA LOOPの考え方を採用すると、
    計画立案は熟練が為されていないからこそと
    考えることもできますが、
    いずれにせよ、事前の段取りや準備、練成などが
    物事を進める上で、非常に重要であるのは
    論を待たないことと思います。

    日々の行ないは、
    自分自身の無意識の働きで決まっています。
    1日も1年も自分の無意識と向き合うことで
    改めていくことができます。
    その最たる近道は催眠技術です。

    ご関心を賜りましたら、
    末尾でご案内しております
    お問い合わせ用のメールアドレスまで
    是非ご一報ください。

    今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
    お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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    1. 吉田かずお式催眠術をもっと知る#11『催眠クリニック』

    吉田先生は昭和60年(1985年)より
    東京の渋谷に催眠クリニックを開いていました。
    住所では代官山で、「代官山催眠サロン」といった
    呼び方をされているときもあります。

    芸能人でもあった吉田先生に対して
    伝手のあった芸能プロダクションが
    催眠事業用の子会社を設立してまで開設した
    鳴り物入りの催眠サロンでした。

    「催眠に関わるセミナーを恒常的に開催して、
    催眠技術を教えるのと催眠治療とを二本立てで行なった」
    と生前の吉田先生が話していました。

    このような大々的な催眠の拠点を設けることができたのは、
    吉田先生の絶大な知名度もありますが、
    当時は催眠施術と医療との業際が厳密に追求されることがなく
    「催眠治療」や「クリニック」などの言葉遣いと
    実際の施術が広く許容されていたことが
    大きな要因であろうと思われます。

    ダイエットや受験問題、胎教から性の問題、
    果ては運気の向上まで、あらゆる相談に乗って
    相談件数は最終的に1万件に及ぶほどだったと
    吉田先生は述懐していました。

    しかし、吉田先生は元々コミックバンドの中心人物として
    人を笑わせ明るくすることが仕事だったのに対し、
    催眠施術の仕事は沈鬱な悩みを聞くことが多く
    非常にストレスを感じたと言っています。

    また、持ち込まれる悩みそのものの
    本人にとっての重大さに
    吉田先生が共感できないようなケースもあったようです。

    吉田式催眠観では、
    施術中に対象者と催眠術師の両者が
    変性意識状態になって同調します。
    悩みを抱えた対象者の沈鬱な心情や思考が
    催眠術師側にもどんどん流れ込んでくることになります。

    徐々に催眠サロンはクリニックから
    催眠セミナー会場に移行していき、
    その内容も少しずつ催眠技術の教授に移行したようです。
    その後、吉田先生はさらに芸能プロダクションと相談の上、
    催眠カセットテープ販売を開始し、
    そちらに事業の主軸を移したのでした。

    米国では催眠クリニックは普通に存在するビジネスですが、
    現在の日本で当時の代官山催眠サロンのような
    知名度が高く規模の大きな催眠拠点を見ることはありません。
    日本での催眠技術の活かし方について
    色々と参考にすべき部分がある
    吉田先生の実績であろうと思います。

    [関連リンク]

    遠隔催眠の可能性
    http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=925

    『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』を読む
    http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=854

    路上ナンパにも用いられる究極のコミュニケーション術「同調」
    http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=831

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    1. 催眠関連書籍紹介

    『初めての催眠術』

    催眠術師の漆原正貴氏による催眠術の入門書です。

    催眠を
    「知覚や感覚、感情に関して、
     何か変化が起こるという期待があったときに
     実際にその変化が実現する現象」と定義して、
    演芸催眠で一般的な催眠術の技に、
    初学者が実際に挑戦できるよう導く丁寧な内容です。

    終盤には自己催眠の技術も自律訓練法を採り入れつつ
    詳細な説明が為されています。

    変性意識状態を説明した後、
    各種の催眠誘導法の説明にページを割く
    多くの催眠術入門書とは異なるアプローチで
    催眠術理解の入口にまで読み手を導く良書です。

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    4.吉田かずお先生トリビア

    太気拳は中国武道を基本に1947年に日本で創始された武道で、
    正式名称は太氣至誠拳法です。
    その創始者澤井健一氏から直接の指導を受けた弟子の一人が
    吉田かずお先生です。

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    いかがでしたでしょうか。
    当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
    催眠について、もっと知りたいことがありましたら
    是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
    最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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    【発行元】
    ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
    執筆担当 石川真

    お問い合わせはメールにて
    E-mail mail@hypno-techs.info

    ヒプノテクスS&L
     http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
    吉田ヒプノロジー研究所
     http://www.saimin-seminar.com/

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