2024/02/01発行 第96号
このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2024/02/01 発行 第96号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#12『霊術家の隆盛』
■ 3.催眠関連書籍紹介
■ 4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L 代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。
大地震や航空機事故で始まった一年も
既に1ヶ月が過ぎました。
世界的には戦争や紛争も続き、
多くの国々が色々な深い問題を抱え、
見通しの利かない世の中であると言われています。
あなたにとっての一年が
人生全体を良い方向に推し進めるものであることを
祈念申し上げます。
昨年1月の吉田かずお先生の急逝以来、
諸般の事情から吉田ヒプノロジー研究所の
サイト運営にいくつか支障が出て、
閲覧者の方々にご迷惑をかけております。
問題解消を図っておりますが、
その第一弾として吉田先生の催眠技術を
あますところなく観ていただける
YouTube チャンネルを新設いたしました。
題して
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』。
https://www.youtube.com/@hypno-techs
吉田先生の催眠の技術を紹介する
デモンストレーション動画9本を
観ることができるようになっています。
お時間のある時に、是非ご覧になってください。
吉田先生の催眠の考え方は
非常に独特なものです。
その考え方を「吉田式催眠観」と呼んでいます。
吉田式催眠観の知ることや習うことに
ご関心を賜りましたら、
末尾のお問い合わせ用のメールアドレスまで
是非ご一報ください。
今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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- 吉田かずお式催眠術をもっと知る#12『霊術家の隆盛』
「ヒプノティズム」や「メスメリズム」と称される
催眠の概念は明治初期に日本に紹介され普及しました。
それらは催眠の概念と共に、
他者催眠の数々の技術も日本にもたらしました。
それ以降、
昭和の初期まで日本は「催眠大国」と言えるほど
催眠が社会に浸透します。
そのような浸透・普及はもともと日本に
「自己催眠」の有効性や具体的な技術が
(「催眠」と呼ばれていないだけで)
広く知られていたからだと考えられます。
今でも仏寺で指導される禅や
密教・(山伏などの)山岳信仰の修行は
自己催眠そのものです。
一般の人々まで広く普及した読経や写経なども
行なえば変性意識状態が簡単に生じる
一種の自己催眠と考えることができます。
さらに、
茶道・華道や能・狂言などの芸道、各種の武道などで
無我や没入などと称されてきた心の状態は
現在のフローやゾーンと同様の
変性意識状態そのものです。
こうした歴史的・文化的な背景から
日本人は自己催眠の有用性を
既に体得していたことが分かります。
そのあまりの広がりに政府が催眠の濫用を禁じますが、
催眠術はその後「霊術」などと名称を変えて、
社会により深く浸透して行きます。
昭和初期のピーク時には、
霊術家として開業する者の数が
全国で3万とも4万とも言われています。
現在のコンビニ並みの普及と想像すると
そのすごさが分かります。
小学校低学年の頃には
学校に催眠術師が来て
生徒指導の一環として
催眠施術をしていたと
吉田かずお先生も述懐しています。
吉田式催眠観の原点は
こうした子供の頃の彼の体験にあるのです。
日本全国の町や村に存在していた
霊術家たちは、「“疳の虫”切り」などの
各種の今で言うヒプノセラピーを
提供していたと考えられます。
その隆盛も戦後のGHQの指導や
社会的な混乱によって終わり、
町や村から霊術家は消えて行ったのです。
[関連リンク]
最後の忍者、藤田西湖の催眠術への傾倒
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1079
学校教育に催眠を採用する ~村上辰午郎の取り組み~
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=811
故郷に銅像が建てられた催眠術師
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=142
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- 催眠関連書籍紹介
『ヒプノセラピー 催眠療法』
ジャネット・フリッカーとジョン・バトラーの
共著のA6サイズほどのコンパクトな書籍です。
バトラーは心理療法士・催眠療法士として長年活躍してきた人物で、
その知見をまとめたのがライターのフリッカーです。
小さいながらもこの書籍には、
欧米のヒプノセラピーに関わる情報があふれています。
特に日本人の私達が驚くのは
医療における広範な催眠技術の適用事例です。
よく知られる鎮痛の手段としてはもちろん、
心理的なストレスの緩和の効果により、
喘息や胃腸炎、湿疹などの治療に用いられたり、
免疫力を高める効果により、
癌やAIDSなどの重篤な疾病の治療にも
催眠の技術が使われたりしていると説明されています。
日本ではなかなか想像できない
欧米での催眠技術の普及の様子を
盛りだくさんの情報で教えてくれる一冊です。
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4.吉田かずお先生トリビア
吉田先生が創始者の澤井健一氏から学んだ太気拳は、
その中心となる修行に立禅を採り入れています。
立禅は読んで字の如く、立った姿勢で行なう禅で、
それを続けることで、感覚が研ぎ澄まされると、
吉田先生は仰います。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当 石川真
お問い合わせはメールにて
E-mail mail@hypno-techs.info
ヒプノテクスS&L
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
吉田ヒプノロジー研究所
http://www.saimin-seminar.com/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』。
https://www.youtube.com/@hypno-techs
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