2026/01/01発行 第119号

このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2026/01/01 発行 第119号 

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#34『自己催眠でできること#6』
■ 3.催眠関連書籍紹介
■ 4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L 代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。

あけましておめでとうございます。
本日より新年が始まりました。
昨年はあなたにとってどのような一年だったでしょうか。
月並みな言葉でしかありませんが、
昨年にできたこと、できなかったことの上に、
本年のあなたの行動が積み重なって
良い結果や豊かな結果をもたらすことを
心より祈念申し上げます。

本編記事では昨年5月より自己催眠について、
いろいろと掘り下げる記事を継続しています。
今回は『自己催眠でできること』のシリーズの
第6回目で「自己催眠はひらめきと洞察を生む」です。

自己催眠についての記事のバックナンバーは
『伝説の催眠術師 吉田かずお 催眠の世界』の
メルマガのページでお読みいただけます。
 https://hypno-techs.info/magazines/

また、動画でご覧になりたい方は、
以下のリンクの
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』で
 https://www.youtube.com/@hypno-techs
該当のタイトルをクリックしてご覧ください。

自己催眠の技術にはいろいろな効用があります。
ご関心を賜りましたら、
是非、お問い合わせフォームよりご一報ください。
 https://hypno-techs.info/contacts/

今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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  1. 吉田かずお式催眠術をもっと知る#34『自己催眠でできること#6』
    [自己催眠はひらめきと洞察を生む]

前回の『自己催眠でできること#5』では
自己催眠は「動作の精度を上げる」というお話をしました。

その原理は魔法の杖のようにできないことが
突如できるようになるということではありません。
今まで無意識の中に蓄積してきた動きのパターンの
最高のパフォーマンスを引き出すことができるという意味です。

実は同様のことが脳の働きでも起きます。
それはひらめきや洞察の形になって現れます。
具体的に見てみましょう。

19世紀のフランスの生物学者パスツールのひらめきのお話です。
腐敗した物質から微生物が自然に発生するという
「自然発生説」が広く信じられていました。

パスツールは研究を重ねたうえで
有名な「白鳥の首フラスコ」を用いて、
中の肉汁が腐敗しないことを示し、
微生物(細菌)の存在を示しました。
目に見えないものを捕捉して見せる方法を
編み出したことになります。
その後パスツールは食品の低温殺菌の方法を見出すなど
近代社会を築くのに重要な発見や発明を重ねました。

パスツールは
「観察の領域において、
 偶然は構えのある心にしか恵まれない」
と述べています。

簡単に言うと、発見やひらめきの背景には、
積み重ねられたインプットが膨大に必要だということです。
また、特定の課題を突き詰めた思考が
無意識レベルでそれらの膨大なインプット結果を
長い時間をかけてまとめあげ、
意識下に突然のひらめきとして
登場させるのだとも解釈できます。

同様のことは多くの科学者の発見に言えます。
たとえば、ダーウィンが南海のサンゴ礁を見て、
進化論を思いつくエピソードがよく紹介されています。
しかし、ただその瞬間に思いついたのではありません。
驚くことに、メモ魔(正確にはノート魔)であったダーウィンは、
自分で進化論の結論に至った
と考えているタイミングの数十年も前から、
ノートの走り書きなどで、進化論の考え方を記述しているのです。

ノンフィクション作家のスティーブン・ジョンソンは
著書の『イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則』で
こうしたひらめきを「ゆっくりとした直感」と呼んでいます。
こうした働きを理解するには、無意識の処理能力について
知っておかなければなりません。

オランダのアアプ・ダイクステルホイスらは、
被験者達を3グループに分けた上で、一人ずつ、
5枚のポスターから好きなものを選んで
持ち帰らせる実験をしました。3つのグループのうち、

●第一グループはポスターを1分半眺め、
選択の理由を書き出してじっくり考えてから選び、
●第二グループはポスターを眺めて直感で選びました。
●第三グループの選択方法は複雑で、まずポスターを眺め、
その直後に5分間の難しい言葉遊びをして、
それからまた眺めて選ぶというものです。

実験から一ヶ月後、「ポスターをいくらなら売るか」と尋ねて、
ポスターの選択に対する満足度を測定しました。
満足度が最も高かったのは、第三グループだったのです。

催眠状態(=変性意識状態)の脳は
覚醒時以上にエネルギーを消費しているとの研究があります。
自己催眠により、外部からの何らの制約なく働く無意識は
こうした「ゆったりとした直感」を生み出す活動をも為し得るのです。

積み重ねられた膨大なインプットと、
特定の課題を突き詰める思考が
無意識レベルで長時間をかけた処理を促してこそ
ひらめきが現れる。
その原理は冒頭で述べた通り、
ゾーンやフローの状態のアスリートの見事な動きが
発言するのとまったく同じ原理構造なのです。

[関連リンク]

『無意識の膨大な処理能力』
 http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=188

『「ゆっくりとした直感」の発見』
 http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=647

『「ナイト・サイエンス」を使いこなす』
 http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=678

『アイオワギャンブリング課題に見る「“あとづけ”の意志」』
 http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1322

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  1. 催眠関連書籍紹介

『イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則』
 https://amzn.to/4azBhO7

TEDのスピーチで有名になったスティーブン・ジョンソンが
そのイノベーションについて本質的な議論を重ねる本です。
作中に登場する主要な概念は「ゆっくりとした直感」です。

「直感」を辞書で引くと、
「説明や証明を経ないで、
 物事の真相を心でただちに感じ知ること。
 すぐさまの感じ」とあります。

意味の中の「すぐさま」が「ゆっくりとした」と言う修飾語と
矛盾していますが、
優れたアイデアは突然に閃いたりするものではなく、
ゆっくりと一定の期間をかけて無意識の中に堆積した事柄が、
互いに繋がりあい、或るタイミングで意識上に現れるものだと
著者は説明します。

アイデアやイノベーションは突如訪れるものではなく、
できる限り多くの情報を集め、
無意識に安定して正確な情報にもとづく評価をさせることが
重要であることを数々の事例から解き明かす名著です。

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4.吉田かずお先生トリビア

後にバンドマンになった吉田先生ですが、
ギターは大学二年の頃に自己流で始めたとのことです。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当 石川真

お問い合わせはメールにて
E-mail mail@hypno-techs.info

『伝説の催眠術師 吉田かずお 催眠の世界』
 https://hypno-techs.info/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』
 https://www.youtube.com/@hypno-techs

ヒプノテクスS&L
 http://hypno-techs.saimin-seminar.com/

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