2025/01/01発行 第107号
このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2025/01/01 発行 第107号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#22『同調の発生方法』
■ 3.催眠関連書籍紹介
■ 4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L 代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。
新年が本日始まりました。
お読みくださっているあなたに
ご多幸ある1年であることを
心より祈念申し上げます。
昨年の年末を振り返っても、
当メルマガの登録のご希望も何件も受け付け、
吉田かずおのCDをお買い求めいただいたり、
催眠についてもっと知りたいという方から
SNSでのお友達申請をいただいたりと、
催眠技術に関しての関心の高まりを感じます。
こうしたご関心に心より感謝するとともに、
人々の心に不満や不安の影を落としやすくなっている
社会的な状況変化にも考え至っております。
無意識や心のありかたに以前にもまして
関心が寄せられているように思います。
そこには、MRIなどの科学技術の発達により、
脳の働きがより深く正確に把握されるようになったことも
大きな要因として存在します。
従前の催眠技術の歴史的な流れと
あらたに発見されていく脳の原理などの事実が
どのように整合するのかを考えることも
催眠技術を深める上での重要な要素になったと感じます。
そのような分野でも活動を継続して参りますので、
本年もよろしくお付き合い賜れますよう
お願い申し上げます。
今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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- 吉田かずお式催眠術をもっと知る#22『同調の発生原理』
前回の#21では「同調の原理」を
簡単に説明いたしました。
それは一言でいうと、
「ラポールが形成された関係の複数の人物が
変性意識状態になってその無意識がシンクロすること」です。
今回はその続きとして、
同調がどのように発生するのかについて
簡単に説明します。
同調はそこにいる複数の人間に
五感を超えたつながりを生じさせますので、
それを活用すべき技術として考えるなら、むしろ、
「同調がどのように発生するのか」
というよりも、
「どうやって同調を発生させられるのか」
という考え方の方がふさわしいかもしれません。
同調は
ラポール形成ができている者同士の間で
相互に変性意識状態になり、
「自分自身の身体の緊張具合と感情を感じること」と
「相手に意識を向けること」を同時に行なうとできます。
より具体的に言うと、
前回の「同調の原理」の説明で挙げたように、
催眠施術の際に施術者が
相手を意識しながら催眠誘導を行ないつつ、
相手に意識を集中させることで自分も催眠状態に引き込めば、
この状態が作れます。
つまり、催眠施術をするために誘導するときに、
施術者が同時に自分も催眠状態にするのです。
同調が起きると施術者は
対象者の催眠深度や暗示の浸透度合いなどを
感じ取れるようになりますから、
催眠施術の方法などを
そのつど適正に調整できるようになります。
NLPで教える呼吸やまばたきを合わせるバイオラポールの技術も、
施術者と対象者の間に同調が起きれば、自然発生します。
催眠施術ではなく、カウンセリングのような場であっても
同調を目指すことが本来最適な結果をもたらすことが理解できます。
次回はこの「同調」が実際に起きている場面を
いくつか挙げて具体的に同調の様子をご紹介します。
[関連リンク]
『バイオラポール再考 ~結果として起こるバイオラポール~』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1174
『カイロプラクターの方々に緊張系催眠を教えました』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1189
『西田幾多郎の「純粋経験」』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p= 1626
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- 催眠関連書籍紹介
『なぜか感じがいい人の聞き方100の習慣』
https://amzn.to/4iPpb4Z
価値観が多様化していることや、
報じられる各種のハラスメントなどへの危惧から
コミュニケーションが以前より難しくなったと
感じられる場面が増えています。
人によっては息苦しさを感じることもあるでしょう。
その解消方法を心理学や社会学に求める人も
いらっしゃるようです。
社会における必要性が高まっているとされる
カウンセリングの場においても、
催眠施術の場においても、
最初に必要なのはラポール形成であることは
論を待ちません。
そのラポール形成を一気に実現しやすくする
具体的な会話の進め方やそのベースとなる聞き方を
詳しく解説した一冊です。
特に催眠技術について直接的な解説が
なされている訳ではありませんが、
催眠施術で深い催眠を実現できない場合、
改善すべきポイントの候補がいくつも見つかる内容です。
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4.吉田かずお先生トリビア
吉田先生は、
短い文章では伝わらないことが多くて誤解を招きやすいと、
生前決してメールを使いませんでした。
ですから、吉田先生への連絡は電話オンリーでした。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当 石川真
お問い合わせはメールにて
E-mail mail@hypno-techs.info
『伝説の催眠術師 吉田かずお 催眠の世界』
https://hypno-techs.info/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』
https://www.youtube.com/@hypno-techs
ヒプノテクスS&L
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
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