2024/12/01発行 第106号
このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2024/12/01 発行 第106号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#21『同調の原理』
■ 3.催眠関連書籍紹介
■ 4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L 代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。
今年もあと1ヶ月になりました。
師走は何かと慌ただしい日々が過ぎ、
やらなくてはならないことに追われがちになります。
気候もいよいよ冬本番に入り、
寒い日々が続き、体調も崩しやすい時期です。
心と体の健康管理の第一歩は
自律神経のコントロールです。
自分の心と体をよく知り
慌ただしい日々の中でも
その変化を感じ取れるようになるには
瞑想状態を含めた自己催眠状態が
必要になります。
自己催眠の習得にご関心をお持ちでしたら
以下の問い合わせフォームよりご一報ください。
ご関心や目的によって、1回から3回程度の
レクチャーを企画・提案いたします。
https://hypno-techs.info/lectures/
今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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- 吉田かずお式催眠術をもっと知る#21『同調の原理』
「同調」の原理を説明している催眠の解説書は
あまり多くありません。
「同調」を一言でいうと、
「ラポールが形成された関係の複数の人物が
変性意識状態になってその無意識がシンクロすること」です。
例を挙げて説明します。
催眠の施術を行ない始めて時間が経過し、
経験も増えて催眠誘導に慣れてくると、
誘導のプロセスを初めてすぐに、
対象者の感情や身体の緊張状態が
自分の身体のことの延長線上のように
感じ取れるようになります。
催眠施術を行ない始めた当初は、
誘導方法を間違えないようにしようなどとか
暗示文を間違えないで言わなければとか
色々なことに意識が割かれていて、
対象者の様子を観察したり
把握したりする余裕がありません。
慣れてくると、
催眠誘導もルーティーンのように実行できますから、
対象者が深い変性意識状態に落ちていくのを観察して
その状態に合わせて誘導の進め方や
暗示文の聞かせ方を調整するような
余裕が生まれます。
変性意識状態の対象者を
じっと見つめて観察していると
凝視法の催眠誘導が自分に働き、
自分も変性意識状態になります。
すると対象者の顔を見ている状態でも、
視界の外の対象者の指先の不随意運動や
足先の動きなども感じ取れるようになります。
それは「気配」を感じるというよりも
何となくそう感じるといった感覚です。
対象者の変性意識の深さとかその揺らぎも
分かるようになり、
より精度の高い暗示文をその場で
実現できるようになります。
ラポール形成の上で施術を開始しますから、
先程の…
「ラポールが形成された関係の複数の人物が
変性意識状態になってその無意識がシンクロすること」
が発生していることが分かります。
次回はこの「同調」の発生のさせ方を
掘り下げて説明します。
[関連リンク]
『自己催眠と他者催眠の密接な関係』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=952
『集団催眠の原理を応用した間接催眠』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=914
『暗示文雑感』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=96
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- 催眠関連書籍紹介
『あなたは、なぜ、つながれないのか ラポールと身体知』
https://amzn.to/3OokvFn
慶應義塾大学在学中にパニック障害や引きこもりになってしまった
著者がカウンセリングの道を歩み、
さらに路上ナンパも行なう中で、
本質的なコミュニケーションのありかたに目覚めていった過程と
著者の発見が描かれた書籍です。
多数存在する単なるコミュニケーション・テクニックを説く
書籍群の内容とは一線を画して、
自分の心身の緊張を解き、相手と無意識の中でつながる方法論、
そしてそれを体得するための実践的なトレーニング法などが
書かれています。
それはまさに催眠の技術で言う「同調」で、
他人と深く理解しあう道であるとされています。
生きにくさ、生きづらさを感じるという話を
聞くことがありますが、
自分の心身を緩め、他人とつながることで、
それらは消えていくのだと説明されています。
催眠の技術への言及は少ないですが、
「同調」を深く理解する上で、非常に役立つ書籍です。
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4.吉田かずお先生トリビア
吉田先生は、日本の古武道を中心に紹介する『月刊秘伝』の
気功についての特集に登場したことがあります。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当 石川真
お問い合わせはメールにて
E-mail mail@hypno-techs.info
『伝説の催眠術師 吉田かずお 催眠の世界』
https://hypno-techs.info/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』
https://www.youtube.com/@hypno-techs
ヒプノテクスS&L
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
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