2024/11/01発行 第105号

このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月１回、発行予定です。
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～～無意識の可能性を引き出す！　実践的催眠術の世界～～
2024/11/01　発行 第105号　

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■　【目次】
■　1.ご挨拶
■　2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#20『ラポール形成の事前準備』
■　3.催眠関連書籍紹介
■　4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L　代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。

11月に入りました。
今年も残すところ2ヶ月です。
日本では全国規模の選挙が終わり
政治の新体制がスタートしつつありますが、
今月は米国の大統領選挙が行われます。

数々の紛争や戦争、国際的な経済の混乱、
そして国内での自然災害被害の復旧復興など。
各種の課題や問題に対して何をすべきか
目途が立つことを祈念して止みません。

他の先進国ほどでは全くないものの
日本でも格差が広がっているという意見があります。
何を大事にして生きるかは人それぞれですが、
不必要にネットなどの情報に振り回されないことが大事です。

情報リテラシーは冷静な心でしか向上しません。
心を鎮め、欲や不安に振り回されないための
自己催眠は非常に効果があります。
日常生活での心の整理整頓をお薦めします。

自己催眠の習得にご関心をお持ちでしたら
以下の問い合わせフォームよりご一報ください。
ご関心や目的によって、1回から3回程度の
レクチャーを企画・提案いたします。
https://hypno-techs.info/lectures/

今回の記事は前回に続いて
ラポール形成について扱います。
ラポール形成を上手に行なうには
普段からの“心がけ”が重要です。
そのようなことを紹介してみました。
お楽しみください。

今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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2. 吉田かずお式催眠術をもっと知る#20『ラポール形成の事前準備』

吉田かずお先生の催眠技術の考え方「吉田式催眠観」では、
催眠を掛けるにあたって
最も重要なことはラポール形成であるとされています。

ラポールはいろいろな解釈がされていますが、
吉田式催眠観では、
対象者が共感や信頼感を抱くことというよりも
むしろ「この人物に催眠をかけられてもいい」
といった受容や容認のような気持ちと言えるでしょう。

メンタリストのDaiGoの
『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』には、
メンタリストの基本として4つの事柄が並んでいます…

（1）観察する
　外見や言葉に現れたものから手がかりを探る
（2）分析する
　手がかりを元に、心理を読み解く
（3）信頼される
　相手を理解し、信頼を勝ち取る
（4）誘導する
　暗示を入れ、人を動かす

この中の（3）の段階がラポール形成ですから、
その前の段階で「観察」と「分析」が存在することになります。

著者は文中で「観察を『貯金』する」という表現を使っています。
これは実際に対象者を観察して、分かったことを蓄積して
その後の「分析」につなげる…という意味もありますが、

対象者と接点を持つ前に、
普段からさまざまな人々の様子を観察しておき、
自分の中にさまざまな人間のパターンを
作っておくということでもあります。

普段見るネットの情報や映画やテレビ、雑誌などに登場する人々が、
どんな年齢でどんな仕事をしていて、
どんな趣味やどんな生活をしていて、
どんな服装をすることが多く、
どんな言葉遣いをするのかなどに気を配ることで、
どんどん「観察の『貯金』」ができます。

ラポールを形成するには対象者を理解し、
対象者の抱えている課題を理解する必要があります。
そのためには、日常から世の中の人々を観察して、
自分の知らなかった人々までふくめて
さまざまなライフスタイルや価値観を
総合的に知っておくことが大事なのです。

[関連リンク]

ジェネレーション・ギャップと催眠技術
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1327

他者催眠の上達が進まない原因
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1230

『ラポールを形成する現実的な方法』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=2409

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3. 催眠関連書籍紹介

『心と現実　私と世界をつなぐプロジェクションの認知科学』
　https://amzn.to/4hpn72P

今年3月に出版された
人間の認知における「プロジェクション（投射）」について
詳しく説明している書籍です。

プロジェクションは
私たちの無意識が自分の中で生成されるイメージを、
現実の存在に投射し、重ね合わせる働きの総称です。

自分が思い入れのあるものを見たり持ったりすると
特別な感情が湧き出ることがあるのも、
パントマイムを見ると実際に壁があるように
見えることがあるのもプロジェクションで説明できます。
さらに、切断された手足が存在するように感じる幻肢など
数々の現象がプロジェクションの事例として挙げられています。

催眠は無意識のリプログラミングの技術です。
人間の無意識の認知のありかたについての新説が
対象者の課題の理解や有効な暗示文作成に活かせるでしょう。

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4.吉田かずお先生トリビア

吉田先生が千葉県鴨川市に開いていた
ハワイアン・レストラン「ラハイナ」は、
先生が東京で催眠活動やバンド活動をしている間、
奥様が運営していらっしゃいました。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月１回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
ヒプノテクスS&L／吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当　石川真

お問い合わせはメールにて
E-mail　mail@hypno-techs.info

『伝説の催眠術師　吉田かずお　催眠の世界』
　https://hypno-techs.info/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』
　https://www.youtube.com/@hypno-techs

ヒプノテクスS&L
　http://hypno-techs.saimin-seminar.com/

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