2025/09/01発行 第115号
このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2025/09/01 発行 第115号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#30『自己催眠でできること#2』
■ 3.催眠関連書籍紹介
■ 4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L 代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。
まだまだ暑い日が続いています。
死にさえ至ることがある熱中症の危険は
既に毎日聞かされて、
屋外に長くいる必要のある人々は
当り前にそのような注意をしていることが多いでしょう。
むしろ、体調が悪くなる要因には
冷房病が挙げられそうに思えます。
屋内で冷房をかけたまま就寝して
冷気に体をさらし続けてしまい、
体調を損なってしまっている人々を
よく見聞きします。
体調が悪くなり、免疫力が落ちると、
感染症にもかかりやすくなります。
報道で言われる「クワトロ感染症」は
特に注意が必要でしょう。
「クワトロ感染症」は
新型コロナ・リンゴ病・はしか・百日ぜきの
4つの同時流行のことを指すようです。
これらはこの夏、総じて感染者数を増やしており、
複数に同時にかかるケースもあるようです。
適度な範囲で冷房を極端に強くしなくても良いよう
室内の暑さを気にならなくすることも、
うがいや手洗いの習慣を定着させることも
催眠技術を使えば簡単にできます。
いわゆる「夏バテ」の気持ちの落ち込みも
食欲不振も同様に催眠技術で対応することができます。
ご関心を賜りましたら、
是非、お問い合わせフォームよりご一報ください。
https://hypno-techs.info/contacts/
今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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- 吉田かずお式催眠術をもっと知る#30『自己催眠でできること#2』
[自己催眠は心を鎮める]
仏教の創始者である釈迦は、若い頃に城の四方の門から外に出て、
老人、病人、死者、修行者に出会ったことから、
生老病死の「四苦」を知ったと言われています。
仏教ではこうした苦しみは欲のために起こると言われ、
たとえば、怒りや悲しみ、憎しみや嫉妬・葛藤などの負の感情も
本質的な欲から生まれて、心を乱すことになります。
禅の瞑想はこうした心を鎮める働きがあることが知られています。
動き回るものや音を立てるものを静かにするのは「静める」で、
湧き起り沸き立つものを抑え込むのが「鎮める」であると言われます。
一般の人々が禅に至る際に必要なのは
多くの場合、負の感情を「鎮める」ことであると思われます。
自己催眠の4つの分類をこのメルマガの以前の号で挙げました。
その中に「瞑想系自己催眠」があるように、
瞑想は自己催眠の主要な形の一つです。
しかし、禅はきちんとした指導を受けながら実践しないと、
瞑想の状態に辿り着けないまま
言葉遊びではありませんが、迷走してしまうことも多いだけではなく、
場合によっては「禅病」を発生させてしまうこともあります。
禅病というのは座禅などの修行を行ない続けることで、
幻聴、幻覚、妄想、うつ病、自律神経失調症などの
症状が発生することです。
初心者がきちんとした指導が受けられない場合は、
もう一つの自己催眠分類の
「修行・行系自己催眠」によって、心を鎮めるのが良いでしょう。
実際、大正時代に禅を学ぶために来日した
ドイツの哲学者オイゲン・ヘリゲルは、
言語の壁もあって、直接的に禅を学ぶことを諦め、
弓道を極めることで禅の思想を理解しその効果を体得しています。
武道や芸道などの何かの「道」を極めることでも
心を鎮める効果は得られますし、
日常的な作業を「行(ぎょう)」として行なうことでも
心を鎮める効果は(多少緩やかになりますが)得ることができます。
吉田かずおの吉田式催眠観では、
人間は日常でも頻繁に変性意識状態になっています。
ならば、意識的にそれらの変性意識状態を
より安定した形でより深く、自分で実現できるようになれば、
それは間違いなく自己催眠になり得るのです。
[関連リンク]
『物事を正しく実行する「意識」以外の「それ」』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=769
『作業をしながら行なえる特殊な瞑想方法』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1172
『変性意識状態: 平塚雷鳥の禅とキスと催眠術』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=690
『副作用ゼロ・コストゼロの精神安定薬 「瞑想」』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=969
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- 催眠関連書籍紹介
『弓と禅』
https://amzn.to/47drStW
ドイツの哲学者オイゲン・ヘリゲルが大正時代に来日し、
日本文化の神髄を学ぶために、
弓術の大家の阿波研造から指導を受けた際の様子を描いた書籍です。
或る種、きちんと描かれた『カラテ・キッド』の修行物語のようで、
マニュアル的に体系的な指導が為されないことに対する
西欧人の焦燥が非常によく描かれています。
矢を放つ練習に入ると、
師は「矢が勝手に手元から放れるようになる」まで練習させます。
的を射る「意思」が矢を放つのではなく、
矢が自分の意思のコントロールの外で、勝手に放れるのだというのです。
意識によるコントロールを離れて、
無意識が矢を放つようになることを指しています。
このような無意識による学びと、
無意識に身を任せることで初めて完成する技術。
このような技術の「道」としての教え方が詳しく分かり、
それが一般的と考えられる合理的な教育方法と
いかに違うかが分かる内容で、
短く平易なのに学びが豊富な一冊です。
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4.吉田かずお先生トリビア
ESP系の催眠ネタで、吉田先生は以前、
催眠状態にした競艇好きの人物に競艇の新聞を持たせ、
それが「明日の新聞だ」と暗示を入れて、
明日のレース結果を読み上げさせるという
未来予知の催眠施術をしたことがあります。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当 石川真
お問い合わせはメールにて
E-mail mail@hypno-techs.info
『伝説の催眠術師 吉田かずお 催眠の世界』
https://hypno-techs.info/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』
https://www.youtube.com/@hypno-techs
ヒプノテクスS&L
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
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