2025/05/01発行 第111号
このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2025/05/01 発行 第111号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#26『自己催眠の流行』
■ 3.催眠関連書籍紹介
■ 4.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
本メールマガジンをご講読くださり、
心から御礼申し上げます。
ヒプノテクスS&L 代表、そして、
吉田ヒプノロジー研究所の石川真です。
GWの真只中です。
このメールマガジンを旅行先や帰省先で
見る方もいらっしゃるかもしれません。
GWが終わると新年度からちょうど1ヶ月が過ぎ、
学校や会社などの組織に入ったばかりの人々が
何となく抱いていた違和感が膨らみ、
自覚的になるといった現象がよく起きます。
それは単なるモチベーション低下のような現象から
うつのような形をとることもありますし、
退学や退職のような形になることもあるでしょう。
組織運営側の視点で言うと、
組織内のそうした人々のやる気やロイヤルティを
維持・向上させる仕組みが必要であることになります。
また組織内のそうした人々個々人の方では、
一般に(違法状態などの問題でもない限り)、
早期の退学や退職は今後の人生において長く
マイナス評価になる可能性もありますので、
短絡的な判断をしないように心がけたり、
周囲の人々の客観的な意見などを集めたりするなどの
行動が必要になるかもしれません。
多くの場合、こうした早期の退学や退職は
心の状況の問題であって、
個々人の期待と組織の現実のミスマッチの問題や
やる気やロイヤルティの発生に関わる問題です。
心の問題、認識の問題は
催眠技術で緩和・解消することができます。
こうした状況が発生した場合、
個人の方々からのご相談はもちろん
企業の経営者や人事担当・採用担当の方々のご相談も
歓迎しておりますので、
ご関心を賜りましたら、
是非、お問い合わせフォームよりご一報ください。
https://hypno-techs.info/contacts/
今後、メールでのご連絡がご不用の方は、
お手数ですが、以下より手続きをお願いいたします。
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- 吉田かずお式催眠術をもっと知る#26『自己催眠の流行』
前回までは5回にわたって「同調」について
いろいろな切り口から説明して参りました。
そのシリーズを一旦終えて、
今回からは、最近関心が高まっている
自己催眠の分野のシリーズをお届けしたいと思います。
吉田かずおの催眠の考え方、通称「吉田式催眠観」では
催眠と定義されることがらの範囲は広く、
座禅の瞑想や、スポーツの上達によるフローやゾーンも
催眠状態の一種と捉えます。
自己催眠だけの範囲に絞っても、
いろいろなことがらがその中に含まれていて、
それらの多くは「催眠」という言葉を使っていないので
それに関わっている人々に
「催眠」だと認識されていないケースが多々あります。
自分自身に暗示を書き込むためには、
まず催眠状態になる必要がありますが、
「催眠」という言葉を使わず、
単に「自己暗示」と呼称しているケースもよく目にします。
先述のように、瞑想も催眠状態のうちですから
近年流行してきたマインドフルネス(瞑想)も
もちろん自己催眠の一種です。
またアスリートのメンタルトレーニングも
その主要な要素は自己催眠であることが多いようですし、
何かの趣味や習い事などをする際の
「集中」や「没頭」なども自己催眠状態と考えられます。
こうした中で、「自己催眠を習いたい」というご要望は
その構成比が以前に比べて非常に増えてきていると感じます。
これに対して以前より減りつつあるのが、
「他者催眠の目的で催眠を習いたい」というご要望です。
その中には、
単に演芸催眠で見せる芸を習得したいというケースもあれば、
今では法改正の結果、犯罪行為となるリスクが高まりましたが、
男性が女性を性的関係に向かわせたいというご希望もありました。
親の立場から子供を催眠技術で勉強に集中させる形で
常時こどもの勉強を支えたいといったご要望もありました。
世の中全般に、友人関係や恋愛関係、職場関係や家族関係など
人間関係全般において、深くかかわり合うことはリスクが高く、
干渉しあうこと自体が望ましくないといった
価値観が浸透したせいで、
他者催眠習得の需要が減ったように思えます。
その結果、過剰なまでに自己責任論が世の中に広がり、
「自分を変えること」の需要が膨れ上がって、
自己催眠習得のご要望につながっているように思えるのです。
自己催眠への世の中の関心の分野は
概ね以下の4つからなるように感じます。
・瞑想系自己催眠
・修行・行系自己催眠
・自己暗示系自己催眠
・フロー・ゾーン系自己催眠
これらの4つについて、次回から前編・後編の2回に分けて
簡単に解説していきたいと思います。
[関連リンク]
『催眠で腸に働きかけて作る“健康生活”』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=888
『自己催眠活用のメリット』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=988
『年100軒ずつ増える精神科の背景』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=2447
『脳波で考える催眠状態』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=2483
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- 催眠関連書籍紹介
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』
https://amzn.to/42yxbRN
新しいことを始めると失敗するリスクは上がります。
ですから脳は新しいことを始めることに抵抗を示します。
つまり、何かをやりたいと思い立っても、
その実現のための行動を開始する所に辿り着かないのは、
ある意味自然なことです。
このような脳の働きを理解し、行動スイッチの入れ方を知れば、
誰でも自分を動かすことができるようになる
というのが著者の主張です。
最初のほんの小さなステップで、脳の側坐核という部位が活性化し、
その後の行動を活発に進めるために
ドーパミン濃度を上げると説明されています。
何かの習慣づけは催眠施術の定番テーマです。
その習慣そのものを作り上げる暗示を書き込むより、
その習慣の最初の小さな行動ステップを暗示で形成する方が、
容易に目的達成できそうであることが分かります。
その意味で、この書籍は習慣作りのための催眠施術のヒントが
多数見つかる一冊なのです。
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4.吉田かずお先生トリビア
吉田先生は戦前の日本の催眠術師たちについて書かれた
書籍『霊術家の黄金時代』がお気に入りですが、
もっぱら「霊術家大集合のあの本」などと呼んでいました。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
執筆担当 石川真
お問い合わせはメールにて
E-mail mail@hypno-techs.info
『伝説の催眠術師 吉田かずお 催眠の世界』
https://hypno-techs.info/
『吉田かずおの催眠の世界【公式YouTube】』
https://www.youtube.com/@hypno-techs
ヒプノテクスS&L
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
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