2023/05/01発行 第87号

    このメールは、過去、ヒプノテクスS&Lと
    吉田ヒプノロジー研究所に接点のあった方に送っています。
    毎月1回、発行予定です。
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    ~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
    2023/05/01 発行 第87号 

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    ■ 【目次】
    ■ 1.ご挨拶
    ■ 2.吉田かずお式催眠術をもっと知る#3『各種の誘導法』
    ■ 3.催眠関連書籍紹介
    ■ 4.吉田かずお先生トリビア
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    1.ご挨拶

    ご愛読ありがとうございます。
    ヒプノテクスS&L 代表、そして、
    吉田ヒプノロジー研究所 主幹の石川真です。

    5月になりました。
    GW真っただ中の方も多いのではないでしょうか。
    僅かに新型コロナウイルス禍のぶり返しが報じられていますが、
    新型コロナウイルス禍の制限のない久々の大型連休です。

    お出かけで不慣れな土地に行ったりすると、
    気候の感じが分からなかったり、
    季節柄、寒暖の差が激しかったりしますので、
    お休み期間中でもカラダにそのようなストレスを
    あまりかけないようにして、ご自愛ください。

    また、GWは、実は4月からの新生活に馴染めないままに
    悩み深く過ごす方が多い時期でもあります。

    「無意識による直感は正しい」と
    無条件に言っている言説をよく見ますが、
    多様な情報をインプットした上での直感が正しいのであって、
    どんな状態の直感でも正しい訳ではありません。

    多様な人の意見や考えを知ったり、
    賛否両側の内容の書籍を読んだりした上で、
    自分のあるべき姿や進むべき方向が
    おのずと思い当たるようにすると良いでしょう。

    今後、メールでのご連絡がご不用の方は、お手数ですが、
    以下より手続きをお願いいたします。
    https://www.hypno-techs.info/acmailer/reg.cgi?reg=del&email=info@infom.jp

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    1. 吉田かずお式催眠術をもっと知る#2『各種の誘導法』

    通常の覚醒状態から
    自分が催眠状態になったり、
    誰かを催眠状態にしたりすることを
    催眠誘導と言います。短く誘導とだけ言うこともあります。

    催眠に関する一般的な入門書を見ると、
    色々な催眠誘導法が紹介されています。
    その中には、なぜそんな大仰なことをしなければならないのか
    よく分からないような誘導法もあります。

    たとえば、「直立後倒法」を考えてみましょう。
    催眠術師が催眠の対象者に目をつぶらせて立たせておき、
    そのまま後ろに倒れさせ、それを催眠術師が受け止めて
    支える動作をすることで催眠誘導を行ないます。

    当然ですが、普通にソファなどにかけさせたり、
    ベッドに横たえたりして催眠誘導した方が、
    楽に目的を達成できます。

    なぜ「直立後倒法」のような誘導法があるかと言えば、
    多分、舞台の上で行なう催眠術の演芸の中で
    見せ場を作ることが大きな理由でしょう。

    誰でも、深く、そしてできれば早く、
    あまり周囲の条件に左右されず、
    催眠誘導ができる誘導法をほんのいくつか知っていれば、
    多くの場合は用が足りるのではないかと思います。

    吉田かずお先生も、バリエーションは色々あるものの、
    私が「吉田式呼吸法」と呼ぶ、対象者に呼吸を意識させることで
    催眠誘導をする方法を一番多用していました。

    他にも対面でテーブルに向かっている相手に
    テーブル上のカップや角砂糖をじっと見つめるように告げて
    催眠誘導する凝視法などもよく使っていました。
    先生が作った催眠DVDではもう少々多い誘導法を説明していますが、
    実際には吉田式呼吸法と凝視法だけで、
    大半の催眠施術に対応していたのではないかと思います。

    先述のような一般的な催眠入門書には、
    催眠誘導法がたくさん紹介されていますが、
    他人にかける催眠技術を学ぶのなら、
    最初はたくさんの誘導法を試して行くのではなく
    1つか2つぐらいの催眠誘導法をじっくりマスターして
    色々なタイプの対象者を、色々な条件下で
    催眠誘導して深い催眠状態にすることができるように
    練習するのが良いと思います。

    また、自己催眠をマスターする場合も、
    あれこれ試してみることなく、一つの自己催眠法で
    変化が実感できるまで試し続けることが大事でしょう。

    [関連リンク]

    驚愕 ロウソクロイドの人類虐殺計画
    http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=630

    作業をしながら行なえる特殊な瞑想方法
    http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1172

    新「回頭法」 本当に頭を回す催眠誘導法
    http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1208

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    1. 催眠関連書籍紹介

    『催眠誘導ハンドブック』

    司法試験受験時に受験勉強のために催眠術を使った体験から、
    弁護士として一旦開業したものの、
    その後、催眠術師に転業したという変わったキャリアを持つ
    イゴール・レドチャウスキーによる催眠誘導法についての書籍です。

    国内の催眠術師に拠る書籍が説明する一群の誘導法とは
    かなり異なる体系で書かれていて、
    握手誘導などの手法もイラスト入りで解説されています。
    各々の誘導法の説明も簡潔で分かりやすく、
    いわゆる権威型アプローチから許容型アプローチまで
    広く催眠の考え方を網羅しているので、学びの多い書籍です。

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    4.吉田かずお先生トリビア

    吉田先生がテレビに最初に登場したのは、
    催眠術師としてではなく、
    ドリフターズの一員としてでした。

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    いかがでしたでしょうか。
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    催眠について、もっと知りたいことがありましたら
    是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
    最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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    【発行元】
    ヒプノテクスS&L/吉田ヒプノロジー研究所
    執筆担当 石川真

    お問い合わせはメールにて
    E-mail mail@hypno-techs.info

    ヒプノテクスS&L
     http://hypno-techs.saimin-seminar.com/
    吉田ヒプノロジー研究所
     http://www.saimin-seminar.com/

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